円盤コレクターだけれどdアニメストアに加入してみたよ

私はテレビ放映を録画してタイムシフト視聴をして、気に入った作品があれば円盤購入して見る（500タイトルくらい持ってる）という、昔ながらの視聴方法で長らくアニメを見ていました。
最近dアニメストアに加入をしたので、その事について書いてみようと思います。

説明するまでもないと思いますが、dアニメストアは国内では最大級のアニメ配信サイト。
テレビで放映された直後にそれほど時差もなく視聴できるので、使われている方も多いのではないでしょうか。
私はテレビでアニメを見るスタイルをとっていたため、配信自体はそれほど興味を持っていなかったのですが、加入のタイミングは突然来ました。

きっかけは住んでいた地域の停電

つい先日、私が住んでいた地域で地震に伴う大規模な停電がありました。
停電そのものはすぐ復旧したのですが、停電していた地域も限定的であったため、L字などにはなりつつもテレビアニメ自体は予定通り放映。
しかし我が家の家電の類はすべてその間停止してしまっていたため、いくつかのアニメを見逃してしまうという事態に陥ってしまったのです。
これまでであれば「まぁそのうち再放送で見られるようになったら見るかな」と思うところだったのですが（私はCS放送も見られる）、まてよ、配信ならすぐ見られるんじゃないか？
そしたら穴を開けずに翌週の放送も見られるかも、と思い、その場でdアニメストアに加入、停電で見逃してしまった回を見て、無事視聴に穴をあける事なく翌週のテレビでの放送も継続して見る事ができたという経緯になります。

配信作品が多くて驚いた

加入してみて気付いた事。
dアニメストアの配信作品数が多いという事はなんとなく知っていたのですが、想像していたよりも手広くカバーしている事に驚きました。
最近の作品だけでなくて、オールドファンも好きであろうあんな作品やこんな作品まで配信しており、これで月額400円なのはびっくりです。
アニメが好きな人であれば加入しておいても損はないと思います。
少なくとも私は今後も使うのではないかと思われます。
これまでは過去作品で見たいのがあった場合、まずは円盤を探し回って入手していたのですが、ちょっとその対応も変わってきそうな予感です。

私は円盤見ていたのか？

過去の記事でも触れたのですが、私は円盤を購入（or テレビ放映されたアニメ番組を録画）するとまず家のNASにぶっこんで見返したいときはそこのデータを見る人なので、円盤を購入してはいつつも、実は円盤を再生していた事ってあんまりなくて、つまりメディアとして再生する機会は大きく減っていたのです。
dアニメストア（に限らず配信サービス）は、キャストして再生すればテレビ画面でも見る事ができるので、本質としてはテレビ番組を録画して再生するのと大差なく、いつでも見られるものなのであればもう、わざわざ録画しなくても配信サービスにあればそれを見ればいいのではないか、と思えるようになりました。
なので今後は、「円盤購入するまでもないとは思うけれども、わざわざ手元に置いておかなくても配信で見られるもの」については、自宅のNASに入れるのも辞めるかもしれません。
NASの容量の節約になるしね。

とはいえ円盤を購入する意義も僅かに残ると思う

dアニメストア、これだけの作品数をカバーしつつ、HD配信にも対応しているので、もうこれ円盤を購入する意味はほぼないかもな～と思いつつも、とはいえ、円盤コレクターとしてはやっぱり購入する意義は残しておきたいなぁと思ったので、以下に今後も購入する理由を明記しておきます。

・特典の類は配信にはない。
これはまぁ当たり前っちゃ当たり前なのですけれども、私は本編映像のほかに円盤に入っている特典もけっこう楽しみだったりするので、ノンクレジットのOP・EDや、スタッフ＆キャストのオーディオコメンタリー、おまけの短編アニメやメイキング映像、最近だとサウンドトラックCDも付随していたり、ジャケットやブックレットが豪華だったり。
そういう特典の類は好きな作品であれば嬉しいコレクターズアイテムなので、今後もお気に入りの作品については円盤の購入をするんじゃないかと思います。

・ウォーターマークがない。ディレイや規制もない。
フルHD配信もあるとはいえ、映像にウォーターマークが入っていなかったり、放映局や配信サイト独自基準のディレイ（点滅や光源の制限など）がないのはやっぱり円盤の強み。
クリエイターが本来届けたい映像で見る事ができるのはファンであれば見たいところです。

・アニメ作品にお金を落としたい気持ちもある
気に入った作品であれば、やっぱり次回作に向けてお金を落としたいという気持ちはあるので、ここは昔から変わらずなところですね。

・作品によっては配信が終了してしまうものもある
あまり調べていないので具体的な作品がどのくらいあるのかわからないのですが、どうやら一定期間配信したあとに配信が終了してしまう作品もあるみたいです。
そういうのだと自前で持っていないと「見たくなったときに見る」事ができないので、自前で持っている事がまったく意味がないかというとそうでもなさそうです。
このケースが当てはまるのは「今この瞬間どうしてもこの作品が見たいんだ！！」というときじゃないかと。

・作品数が多いとはいえ、まだまだ配信されていない作品も多い
これは過去の作品に特に多いのですけれども、権利関係なのか利権が絡んでいるのかわからないけれども、配信されていない作品も多いのですよね。
なので、そういう意味でも自前で所有する意味はまだあると思っています。
できれば配信ですべての作品をカバーしてくれていると嬉しいのですけれどもね。
自分が持っていないと誰が見るんだこの作品、みたいなのもあるので笑、そういう作品は今後も所有していきたいです。